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浴槽通信
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直焚鋳物ほうろう風呂がロングセラーの理由は?

身体が芯まで温まり、心地よい「ぽかぽか気分」が堪能できるから

日本国内で唯一五右衛門風呂を頑固なまでにつくり続ける当社が自信を持ってお勧めする直焚鋳物ほうろう風呂。

直焚鋳物ほうろう風呂は浴槽の下に炉を作り木材を燃やすことで、直接浴槽ごとお湯を沸かすことができる、現代版の五右衛門風呂です。熱効率に優れて省エネで、ガスを使わないのでエコな浴槽です。

鋳物ホーローを風呂釜として使用しているので、まろやかな湯加減が肌にやわらかく伝わります。1970年の販売からロングセラーの製品で、長年ご愛用いただいている方も多く、浴室改修の際にも「直焚鋳物ほうろう風呂がやめられない」との理由から多くのリピートをいただいています。

直焚鋳物ほうろう風呂が人気の理由

お湯を張る給湯タイプが主流の中、なぜ直焚鋳物ほうろう風呂が今なお人気なのでしょうか。今回のコラムではその理由をご紹介いたします。

①入浴後も続く「ぽかぽか気分」

右記の画像とグラフをご覧ください。

湯温度を43℃に設定し、浴槽に5分間入浴後、湯上がり後の背中表面の温度変化をサーモグラフィカメラで15分間継続して測定しました。画像では5分ごとの背中の表面の温度を比較しています。

画像とグラフの通り、樹脂製のお風呂に比べて、入浴後もずっと身体が温かなのがわかります。 身体の芯まで温まっているので、入浴後も湯冷めせず心地いい「ぽかぽか気分」が続くことが実証されました。

※測定/安田女子大学家政学部生活デザイン科 金堀一郎ゼミナール

2009年6月9日実施

②熱効率を高める底面フィン構造

身体がしっかりと温まる理由は、底面構造にあります。浴槽底面に刻まれた溝が熱効率を高め、燃料をムダにしません。熱効率を高める底面フィン構造の採用で、燃料効率を大幅にアップさせています。

③築炉ユニットによる施工性・熱効率・堅牢性の向上

浴槽の底をまんべんなく炎がつつむというのが、築炉に求められる鉄則です。そこで、燃料をムダなく活かすのが、当社の直焚築炉ユニットです。直焚鋳物ほうろう風呂は浴槽の下に設置する炉のセットである「築炉ユニット」を各シリーズ、サイズごとにご用意しています。これまで熟練工の技とカンにのみ支えられてきた築炉工法を、最新の工学技法で完成させました。抜群の熱効率、耐火レンガを採用した堅牢性。組み立てから施工まで簡単に築炉でき、施工時間の短縮が可能な省力性が魅力です。

築炉ユニットの施工手順動画をYouTubeの大和重工チャンネルでご覧になれます。

>>築炉ユニットの施工方法動画

直焚鋳物ほうろう風呂の製品ラインナップ

当社の直焚鋳物ほうろう風呂は、DHシリーズとRDシリーズの2つのシリーズを展開しています。

●DHシリーズ

省エネで肌にフィットするやさしい曲線が入浴を快適にします。

1000~1200までの3サイズを用意しており、ゆったりとした入浴をお楽しみいただけます。

●RDシリーズ

ハンドグリップとひじ掛けスペースがあり、広々とした縁まわりで入浴時の体の動きをサポートします。

1100〜1300の3サイズがあり、ゆとり感を味わっていただけるシリーズになります。

 

>>直焚鋳物ほうろう風呂の製品ページへ