なぜサウナの水風呂に五右衛門風呂が使われているの?
近年サウナーと呼ばれるサウナを愉しむ人々が増えてきていますね。サウナのセットとして欠かせないのが、水風呂です。近年、当社で製造している五右衛門風呂が、水風呂として納入させていただく事例がとても増えています。
当コラムでは、五右衛門風呂を水風呂にするメリット・デメリットを掘り下げ、五右衛門風呂以外のおすすめの浴槽もご紹介します。施設やご自宅でサウナ設置を検討されている方や、これから水風呂を設置しようと考えている方は必見です。
●意匠性
●肩まで浸かれる深さ
●小さなスペースでの設置が可能
●浴槽本体が冷える
●意匠性
どこか懐かしいレトロな風情の五右衛門風呂は、サウナを小粋な空間へと演出し、ととのいスペースをより艶やかな雰囲気にします。また、五右衛門風呂ならではのしっとりとした質感も、水風呂の入り心地を向上させてくれること間違いなしです!
●肩まで浸かれる深さ
容量が多いと冷却に時間がかかるし、水道代も節約したい…。そんな方には、ゆったり浸かれる五右衛門風呂 小判型40-Fがオススメです。コンパクトで深さのある釣り鐘型の五右衛門風呂は、限られた水量で肩までしっかりと浸かることができます。
●小さなスペースでも設置が可能
1人用サイズの浴槽のため、狭い場所でも設置が可能です。2台並べて水温の違う水風呂を愉しむこともできます。
●浴槽本体が冷える
鋳物はFRPやステンレス、人造大理石よりも熱伝導率が高いという特長があります。そのため、浴槽本体もヒンヤリと冷えます。水風呂冷却機(チラー)と接続をすれば、さらに快適な水風呂が体験できます。
当サイトでは「鋳物ホーロー浴槽やまと」の水風呂としての納入実績をご紹介しておりますので、詳しくはこちらをご覧ください。
●錆が発生する
●重量があり搬入が大変
●水温をキープするには水風呂冷却機が必要
●錆が発生する
五右衛門風呂の母材の鋳鉄は湿気により錆が発生するというデメリットがあります。そのため、当社の脚付きの五右衛門風呂には浴槽内部に下引きホーロー加工を行なっています。しかし、栓を抜かずに水が残ったままだったり、屋外に設置して雨水や潮風にさらされたりすると錆が発生する原因となります。ご使用後は水分をしっかりと拭き取ることが、錆の対策としてとても重要です。また、屋外での使用の場合、使用していない期間は保護用にカバーを覆い、雨や埃などが入らないようにすることが大切です。
●重量があり搬入が大変
製品重量が72kg(小判型40-F)と重たいので、大人2人がかりで搬入する必要があります。ただし、重量があるので入水時に浴槽の重心がズレて浴槽が傾くという心配はありません。付属品の固定板もつければ、安定性はさらにアップします。
●水温をキープするには水風呂冷却機が必要
施設やご自宅で水風呂をご利用される際、適した温度まで冷却をする水風呂冷却機(チラー)に接続をされる場合が多くあります。そのようなご希望の場合、弊社では浴槽工場で穴あけ加工を実施しますので、冷却機(チラー)との接続が可能になります。「水温がキープできる」と、サウナ―にも好評です。※穴あけ加工はオプションです