鋳物ホーロー浴槽に関するFAQをまとめております。こちらよりご確認ください。
全機種ではございませんが鋳物ホーロー浴槽を展示しておりますので、実際にご覧いただくことができます。お越しの際には事前にお近くの営業所、もしくはこちらまでお問い合わせいただきますようお願いいたします。
カラーサンプルで実際の鋳物ホーロー浴槽の色や質感をご確認いただけます(サイズ:5.5cm角)。当サイトよりサンプル請求ができますので、ご希望の方はこちらからお問い合わせください。
当社浴槽をご検討の際は、お早めにご相談ください。※機種・台数・仕様・時期などより、さらに納期をいただく場合がございます。
ご利用条件などをうかがった上でご案内させていただきますので、まずは担当地域の営業所、またはこちらまでお問い合わせください。
また、表面のコーティングも天然素材の硅石(SiO2)が主成分です。そのリサイクル率は89%と優れています。鋳物ホーロー浴槽は地球環境に優しい浴槽素材です。
表面粗さを示すパラメータで、Ra(算術平均粗さ)とRz(最大高さ)があり、それぞれ0に近い数値になればなるほど平滑度が高くなります(滑らかになります)。鋳物ホーローはRaが0.011で、Rzが0.058です。それに対して人造大理石はRaが0.032、Rzが0.158。FRPはRaが0.013、Rzが0.081で、鋳物ホーロー浴槽の方が人造大理石やFRPよりも平滑度が高くなります。また、鋳物ホーロー浴槽は他の素材に比べて表面硬度が高く、簡単には傷つかず、清潔に保ちやすいという特徴もあります。詳しくはこちらのページをご覧ください。
菌、汚れが表面にとどまりにくく、普段の掃除は水洗いだけで汚れや菌も落ち、いつまでも清潔な浴槽に保つことができます。詳しくはこちらのページをご覧ください。
鋳物ホーローは、釉薬(粉)を母材(鋳鉄)に振りかけながら焼成する乾式ホーロー加工という加工方法で、母材の肉厚が約5mmで厚いという特徴があります。乾式ホーロー加工は、砂でできた型から成型した浴槽本体を約1,000℃の焼成炉に入れ、浴槽本体の温度を約900℃にしてから焼成炉から出し、釉薬を浴槽本体に振りかけて、浴槽本体の熱で釉薬を溶かしてホーロー加工を行います。このホーロー工程を3回繰り返すことにより、ホーロー層は3層のガラス層で形成され、厚みは約1㎜になります。3回に分けて釉薬をかけることにより、厚みによる光沢感、深み、透明感、重厚感、耐久性が向上します。対して鋼板ホーローは、釉薬(液体)を鋼板の表面にスプレーで吹き付けて焼成する湿式ホーロー加工という加工方法で、母材の肉厚が2mmで薄いという特徴があります。湿式ホーロー加工は、スプレーガンを用いて鋼板に釉薬を吹き付け、約850度の焼成炉で焼き付けていきます。ホーロー層の厚みは約0.2㎜となります。鋳物ホーロー浴槽と鋼板ホーロー浴槽は、同じホーロー製品のため表面の硬度はあまり変わりません。しかし、鋳物ホーロー浴槽は、高温で焼きつけられた3層ある約1㎜のホーロー仕上げなのに対して、鋼板ホーロー浴槽はホーロー層の厚みは約0.2㎜です。鋳物ホーローは、鋼板ホーローでは表現できない滑らかさと、深みのある上品な美しさがあります。本体は厚みのある鋳鉄製となっていますので、優れた入浴感と体だけではなく心も癒します。
当社では1953年に五右衛門風呂の風呂釜にホーロー下引きを加工し、その後1963年に国内最初の鋳物ホーロー浴槽を製造・販売しました。1965年には 鋳物ホーロー浴槽が日本住宅公団の指定商品に選定され、以来急速に普及しました。 1970年には初の直焚式の鋳物ホーロー浴槽が誕生しました。
尚、PDFはそのままダウンロードできますが、DXF(CADデータ)はお客様情報をご登録いただく必要がありますのでご容赦ください。
弊社の鋳物ホーロー浴槽の保温性能は、JIS規格の非高断熱に該当します(JIS A 1718規定に規定する浴槽の保温試験において、湯温降下は2時間で5℃以内)。
鋳物ホーロー浴槽は母材の鋳物生地の上に釉薬を3～5回施釉しているため、温泉水にも侵されにくい浸食性を発揮します。しかし、強い硫黄を含む湯の華などは硫黄成分が表面に付着したり排水のメッキ部分などが変色するためお控えください。また、温泉水によってはその泉質がホーロー面へ影響を与える可能性がありますので、事前調査を行ないます。対象の温泉水をペットボトルに500ml入れて、弊社までお送りください。詳しくは担当地域の営業所、またはこちらまでお問い合わせください。
こちらのページより宿泊施設の事例を紹介しておりますので、ご覧ください。その他、全国各地に納入実績がございます。お気軽にお問い合わせください。
バスソルトは過去に2回試験を実施した実績があり、結果は「ホーローには影響はなし」でした。
しかしながら、使用している水道水やバスソルト、希釈濃度など、使用条件によってホーローへの影響がある可能性があります。
対策としては使用後は水を抜いてすぐに清掃をすることで、長期間お湯を張ることによるホーローへの影響を避けることです。
また、バスソルトの注意書きもご覧になってご使用ください。
製作工程上の理由により、長さと幅の対角寸法が1970mmまでという条件があります。長さにより対応可能な幅が異なってきますので、詳しくはこちらまでお問い合わせください。尚、高さは600mmが最大製作可能寸法です。
尚、寸法や形状などをカスタマイズする特注の場合、鋳鉄の生地を製作するための型が必要になり、その型の製作に高額の費用がかかります。戸建住宅のようにロット数が少ない物件だと、1台あたりの費用が非常に高額になってしまうため、宿泊施設のような多くの台数を製造する場合での事例が大半です。
黒御影へのカラー変更は、CASTIEの1600サイズ以上の浴槽でオプション対応しております(カラー変更代￥55,000 ※税込み)。黒御影のカラーサンプルをご用意しておりますので、ご希望の場合こちらよりお問い合わせください。
当社では追焚用の穴あけ加工をオプションで承っております(1箇所￥8,800 ※税込み)。尚、追焚給湯設備は別途ご用意いただく必要がございます。追焚用の穴はφ53mmであけ、錆防処理をした後にゴムのUパッキンを取り付けます。尚、Uパッキン取り付け後のサイズはφ50mmです。穴あけ箇所は図面承認の際にご指示ください。※機種によって穴あけ可能範囲が異なります。穴あけ可能範囲図面をご希望の方はこちらよりお問い合わせください。
また、母材の鋳物に水が付いてしまうと錆びてしまうので、Uパッキンでカバーをする必要があります。
尚、ハンドグリップの取り付けができない機種もございますので、詳しくは各製品ページにてご確認ください。
費用は￥3,300(税込み)です。尚、やまとで直接排水への変更をご希望の場合は、直接排水エルボの取り付けとなり、費用は￥1,650(税込み)です。
埋め込みタイプの場合、脚がゴム脚となりレベル調整ができません。しかし、据え置きタイプで、脚がレベリングフットになる場合は、一部機種を除きレベル調整ができます。調整代(ちょうせいしろ)は機種により異なりますので、詳細はこちらまでお問い合せください。
当サイトの「納入実績」ページにて一部ご紹介しておりますので、ご覧ください。
尚、完全に屋根・天井のない場所への設置はお勧めいたしません。
大変お手数かけますが、お近くの工務店様・施工会社様にご相談いただきますようよろしくお願いいたします。
尚、浴槽設置に伴う施工費は当社でご案内できかねてしまいます。施工をご担当される工務店様・施工会社様にご相談ください。
具体的なイメージとして下記の梱包イメージをご参照ください。
それ以上の大きさの直焚浴槽は製造不可能です。
築炉ユニットを組み付ける際に耐火モルタルを使用したり、周囲の加熱する部分に耐火煉瓦を使用するにあたり、材料の使用に慣れた方に施工していただく事をお勧めします。
尚、当社でご用意しているステンレス煙突セットは5インチφ125mmで、対応する煙突受けは4.5インチ管用になります。5インチφ125mmのステンレス煙突セット、及び4.5インチ管用の煙突受けをお求めの際は、当社製品を取り扱っている代理店・販売店までお問い合わせください。
尚、数量は設置状況によって異なる場合があります。
DH-1073の築炉ユニットの重量は約270kgで、RD-1376は約300kgです。
直焚きする際に側面も加熱するのでゴムパッキンが傷み止水に影響が出るためです。また側面下部にも煙道が回り配管に損傷を与える可能性もあります。
資料一覧ページにて築炉ユニット施工説明書がダウンロードできます。
各保証対象の保証期間中での不具合につきまして、保証期間中であっても適用除外となる場合がございます。詳しくは下記の製品保証書をご確認ください。
鋳物ホーロー浴槽は、FRPなど他の素材と比べ非常に滑らかで、付着した汚れが落ちやすく、とても衛生的です。表面硬度が非常に高く、傷つきにくいので、傷に汚れが入り込みにくい特徴があります。それでも他の素材の浴槽と同様、毎日の清掃が欠かせません。しかし、日々のお手入れが簡単で、いつまでも清潔な浴槽という特徴があります。
ホームセンターで販売している鉄粉落としクリーナーをお使い除去してください。
当社では鋳物ホーロー浴槽の補修剤としてエポキシ系樹脂の補修剤をご用意しております。浴槽のカラーに合わせてご用意しておりますが、エポキシ樹脂のためホーローとは材質が異なります。そのため、補修剤を塗った箇所とホーロー部分では、色と光沢の違いが生じるのでご容赦ください。
その場合はひび割れ(クラック)の可能性があります。補修することができます。尚、色が黒あるいは銀色の場合、金属キズの可能性があります。金属キズとはアクセサリーなどの金属がガラス表面に付着しているもので傷ではありません。ホームセンターで販売している耐水ペーパーの#1500程度の細かいものを使用して研磨して除去ください。
この炭素は混入をゼロにすることができません。出荷時に検品を行ない、検査基準でクリアした浴槽のみを出荷しています。
剥離している部分が広がる可能性もありますので、補修液で補修する事をお勧めいたします。当社では鋳物ホーロー浴槽の補修剤としてエポキシ系樹脂の補修剤をご用意しております。補修剤を塗った箇所は経年による変色が生じますが、錆などの発生は防ぎます。密着がいい状態で補修ができていれば、3～5年くらいの耐久性があります。尚、浴槽と同色の補修剤をご用意していますが、樹脂系のためホーローとは材質が異なります。そのため、補修剤を塗った箇所とホーロー部分では、色と光沢に違いが生じるのでご容赦ください。
また、浴槽が熱くなっておりますので、浴槽には触れないでください。蓄熱した浴槽に慌てて水をかけてしまうとホーロー部がひび割れる可能性があり、錆の原因になってしまいます。空焚きしてしまった場合、慌てず自然冷却をさせて、浴槽を冷ましてください。
