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浴槽通信
2025年2月10日
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保温材「発泡ウレタン」が持つ力

※サンプル品のイメージ画像です(左:保温材なし、右:保温材あり)

当社の鋳物ホーロー浴槽は、標準で「保温材(発泡ウレタン)」を吹き付けています。 これによりあたたかさを長続きさせることができます。

その他に、どんなメリットがあるのでしょうか?

本日は入浴指導士の石川さんにお話を伺います。

「皆さんはじめまして!

入浴指導士の石川です。よろしくお願いします!」

Q そもそも保温材って?

浴槽の設置方法に「据え置き型」と「埋め込み型」の2つあります。
「据え置き型」はその言葉の通り、浴室の床に浴槽を直接置いて設置することです。
ホテルのスイートルーム等で採用されることが多く、デザイン性の高さが魅力的です。
ただ、浴槽の熱が外側に放熱してしまうため冷めやすいというデメリットもあります。
対して戸建住宅で採用される浴槽は、エプロン付きの「埋め込み型」の浴槽になることが多く、保温性能を高めるために浴槽外部に保温材を吹き付けている場合がほとんどです。

浴槽から熱が逃げてしまい、お湯が冷めやすい
保温材を吹き付けているので、
お湯の熱を逃がさず冷めにくい

Q 保温材はどんないいところがありますか?

浴槽外側に保温材を吹き付けた浴槽は、あたたかさを長続きさせることができるため、入浴時間がずれてしまう生活スタイルのご家庭でも安心です。また、保温のお陰で追い焚き回数も減り、光熱費も節約できる浴槽と言えます。

Q  身体への好影響はありますか?

一番は温かいお風呂に浸かれることです。私は、疲労回復する入浴のポイントとして「10~15分40℃前後のお湯に肩まで浸かる全身浴」を推奨しています。せっかく沸かしたお風呂がすぐ冷えてしまっては残念な気持ちになりますよね。お風呂に浸かる習慣を保つためにも、保温性のある浴槽を生活に取り入れて、入浴ライフを楽しんでもらいたいです。

【お話を伺った石川さんのプロフィール】

2008年に大和重工㈱入社後、住宅機器営業部にてホテル向けの営業を展開。ホテルの特長にあったカスタムメイド浴槽の開発に携わっている。営業での豊富な経験を活かし、健康促進やリラクゼーションに寄与する入浴文化を育むことをポリシーに、2024年 日本入浴協会認定 入浴指導士取得。