鋳鉄とホーローという2つの自然素材のかけ合わせ。
素材の特性を最大限に活かし、4つの魅力を引き出しました。
1
工芸品のような美しさ。
人の手で作られた造形が放つ、
情緒的な佇まい。
たゆたう七宝調の表面。微かに凹凸のある浴槽の稜線。機械量産化されたホーローでは表現できない、手仕事の形跡が見て取れる大和重工の「鋳物ホーロー浴槽」は、まるで工芸品のような表情を持っています。
2
傷・汚れに強い。
表面の硬さと滑らかさが、
清潔さをキープ。
浴槽は、カビ・菌との闘いです。その原因は浴槽についた小さな傷に汚れが入り込むことで生じるためです。家庭で一般的に使われている浴槽は樹脂系のものが多く、傷がつきやすく不衛生な状態になりがちです。そこで、不衛生のもととなる「浴槽の傷」から守るために、浴槽の表面を薄いガラス層で覆うことで、菌やカビの発生を未然に防ぐものを目指しました。浴槽表面が傷つきにくくなることで、汚れがつきにくく落ちやすい。それにより、日々のお掃除では水洗いだけでも綺麗になり、清潔さが自然と保ちやすいのです。
3
経年変化に強い。
時の経過を感じない
「グロウ・コート」。
「美しい状態でより長く使ってほしい。」そんな思いから、「グロウ・コート」という独自のガラス釉薬を開発。「グロウ・コート」とは多層で施されるコーティングの一番外側の透明釉薬のことで、容易に釉薬が剥がれることがなく、コインでも傷がつくことがありません。また、アルカリ性・酸性への耐性も備わっており、樹脂製浴槽では劣化につながる温泉水に耐えられるのも大きな特徴です。「グロウ・コート」を施した鋳物ホーロー浴槽は、使い始めた時の輝きが変わることなく、経年に強い浴槽です。
4
心も体も温まる。
触れるところ、
すべてが温かい。
お湯に浸かりにいくい「腕・肩・背中」などを中心に、からだ全体が温もりにくいという声を耳にします。浴槽母材に熱伝導率の高い鋳鉄を使った鋳物ホーロー浴槽は、お湯を熱源に浴槽そのものが温まる性質があります。それにより、お湯と浴槽の2つで、からだ全体を温もりで包み込みます。
工芸品のような情緒的な浴槽美、清潔の保ちやすさ、長く続く美しさ、そして体全体をやさしく温める。これらの特性が混ざり合うことで、心も体もやさしく包み込み、人の暮らしに寄り添う浴槽。それが鋳物ホーロー浴槽です。